こんにちは。株式会社モリタ代表取締役の森田清英です。
弊社は昭和47年に先代の森田建一が創業したスポーツ専門店から出発し、イベント事業、建設事業、不動産事業、アパレル事業と新事業部を加えてまいりました。
イベント事業では、県下〇〇名が参加する少年野球大会を主催し、建設事業では旭化成ヘーベルハウス指定工事店として、1800棟のお引渡しを達成しております。
おかげさまで事業は順調に発展し、受けきれないご依頼をお断りせざるを得ないことさえありました。
ところが、2020年にコロナウィルス(COVID-19)パンデミックが発生すると、状況は一変しました。
イベントは全て中止となり、資材の高騰や納期遅れは建設業界に直接的なダメージをもたらしました。
誰も出かけなくなったため、アパレル業界も振るいません。
この時期は、日本の多くの会社にとって本当に苦しい期間だったと思います。
しかし、そんな苦しい数年間が、私たちに、忘れかけていた大切なことを思い出させてくれました。
それは、「仕事は当たり前に入って来るものではない」ということです。
私たちはコロナ以前も、もちろん、仕事に誠心誠意を傾けておりました。
しかし、一生懸命仕事をしてもさばききれないほどのご依頼があったことも、また、事実です。
もしかしたら、心のどこかに「仕事はあるのが当たり前」という気持ちがあったかもしれません。
全てのお客様に対して、最高の仕事をご提供したいと願いながらも、妥協したことがあったかもしれません。
あのパンデミックは、そんなことを、改めて自己に問う機会になりました。
私は21歳からこの仕事に従事し、モリタの総監督として全ての責任を負っています。
成人間もない若造だった私が、これまでやって来られたのは、支えてくれた大勢の社員や取引先の皆様、そして、叱咤激励してくださったお客様のおかげです。
これからも「謙虚と感謝」を忘れることなく、お客様に「モリタに頼んで本当に良かった!」と言っていただけるよう、社員一丸となって邁進してまいります。